ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR

ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR1
・年式:1995年
・排気量:660cc
・ボディカラー:ホワイト
・走行距離:6.4万km
・車検:2年付
・修復歴:無し
・装備:5MT、インタークーラーターボ、エアコン、パワーステアリング、パワーウインドウ、アルミホイール、タイミングチェーン、LSD、DVDナビ、DVD再生可能

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ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR2 諸元表
・モデル名:ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR
・モデルイヤー:1994〜1998年
・全長×全幅×全高:3295mm×1395mm×1430mm
・ホイールベース:2300mm
・トレッド前/後:1225mm/1210mm
・車両重量:700kg
・前軸重/後軸重:450kg/250kg
・乗車定員:4名
・エンジン型式:直列4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボ
・駆動方式:FF
・総排気量:659cc
・最大馬力:64ps/7500rpm
・最大トルク:10.2kgm/4000rpm
・ボアストローク:61 .0mm×56.4mm
・圧縮比:8.7
・燃料供給装置:電子制御式燃料噴射装置
・燃料タンク容量:32リットル
・変速機:5MT
・サスペンション前:マクファーソンストラット式
・サスペンション後:セミトレーリングアーム式
・フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
・リアブレーキ:ディスク
・フロントタイヤサイズ:155/60R13
・リアタイヤサイズ:155/60R13
・新車当時の価格:115万5000円(1995年当時)

※諸元表はネット等から得た情報ですので現車と異なる場合があります。異なる場合は現車を優先しますのでご了承下さい。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR3 これまた軽自動車最速クラスの1台、ミラTR−XXアヴァンツァートRです。スバル・ヴィヴィオRX−Rやスズキ・アルトワークスのライバルと良く言われますが、実は1番最初に生まれたのはミラTR−XXなのです。ちなみにミラTR−XXシリーズは混乱するくらいに名前が変わっているので簡単に歴史をご説明します。まず初代は1985年にデビューしました。名前は「TR−XX」だけで、当時としては衝撃的な純正でエアロパーツを装備したかなり戦闘的なスタイルでした。しかも軽さを意識したのか、快適装備が省かれたバンタイのみの設定でした。このTR−XXに続くかのように、各社軽自動車のレベルを遥かに超えるモンスター達をラインアップして行きます。これより前の世代でもスポーティに走れる軽自動車はありましたが、個人的にはこの年代が1番白熱していたように思えます。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR4 完全に正確な情報は掴めませんでしたが、TR−XXはフルエアロやバケットシート、アルミホイールが標準装備なのにエアコンやオーディオがオプションだったとのデータがあります。バンタイプなのでリアシートも一括で倒れるタイプのとても長時間座ってられないような簡素で軽いシートです。ここまでやって車重640kgを達成していました。また、TR−XXとTR−XXリミテッドは燃料供給装置がキャブレターでしたが、TR−XXEFIとTR−XXEFIリミテッドはインジェクションになっています。人によって好みは別れますが「キャブのダイレクトなフィーリングは絶対に譲れない!」と言う方は初期のTR−XXを好まれます。ちなみにキャブレター仕様のTR−XXは触媒すら付かないと言うとんでもないモデルでした。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR5 1991年からはTR−XXはすべてTR−XXアヴァンツァートと言う名前になります。ここからようやくパワーステアリング、パワーウインドウ等の快適装備が標準装備となります。快適にはなりましたが、相変わらずTR−XXアヴァンツァートはキャブレター、TR−XXEFIアヴァンツァートはインジェクションでした。これはインジェクションが出始めたばかりの頃はそこまで性能が高くなかったので、それまでのキャブレターの方が信頼性が高かったと言う理由もあるのかもしれません。また、同時にATが3速ATから4速ATになりました。1991年後半にTR−XXアヴァンツァートRが追加されます。サスペンションが変更され、ABSやLSD,ベンチレーテッドディスクが標準装備となりさらなる速さを手に入れます。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR6 1991年、当時全日本ラリー選手権で無敗を誇っていたアルトワークスの牙城を崩すためにミラX4をベースに開発されたラリー仕様車、ミラX4Rを販売開始します。当時のラリーの規定ではエンジン、トランスミッション、マフラーの変更および改造が禁止されていたため、それらを重点的に強化されました。エンジン型式こそX4と共通でしたが、鍛造クランクシャフトおよびフライホイールの採用、EFIコンピュータの変更などでファインチューニング。スパークプラグの熱価番数を上げると共に、エキゾーストパイプの径を大形化することにより高回転域での性能を向上させ、パワートレインに関してもトランスミッションをクロースレシオ化してLSDを装備していました。ラリーユースを前提とするため、X4から装備を大幅に簡素化させ(装備は省かれたが強化パーツの重量増により車重はX4と同じ690kg。)、外装は標準のミラと共通でした。発表後直ちに全日本ラリー選手権に投入され、1991年は2〜4位に留まりましたが翌年の1992年、見事にAクラスのチャンピオンマシンになります。余談ですが、これだけの高性能車の外装が標準のミラと同じなのが不評だったのか、オプションでTR−XXアヴァンツァートと同等の外装にすることも可能だったようです。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR7 現代のスポーツモデルでもなかなかお目にかかれないような派手な内装です。ブラックを基調としていますが、シートはブルーやパープル等が混ざったかなりカラフルなデザインです。この時代のスポーツモデル全般に言える事ですが、走る事をメインとしているせいか内装はかなり簡素です。快適装備はオーディオ、エアコン、パワーステアリング、パワーウインドウくらいです。これは「余計な装備を付けて重くなるくらいならいらない!」と言うメーカーの意思だと思います。最近の車はクルーズコントロールやポジションメモリー付パワーシート等の豪華装備も搭載されています。確かに便利な装備ですが結果的には重量が増え、1つ上のコンパクトカーと同等か重い車重となってしまっています。「軽さは武器!」と言う昔から走りの鉄則をきちんと守った結果の簡素な快適装備なのだと思います。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR8 リアシートもフロントシート同様の配色でとてもスポーティです。旧規格の軽自動車ですので「大人がゆったり乗れる。」とは言えませんがきちんと大人2人が乗車出来ます。個人差があるので何とも言えませんが、フロントシートを1番後ろのポジションにした状態で身長180cmの成人男性に乗ってもらったところ「足元がちょっと狭いけど1時間くらいなら余裕で乗れる。」との事でした。ちなみに上記男性にフロントシートを1番後ろまで下げた状態で乗ってもらったところ「ペダルまでちょっと遠いから1番後ろから1つ前のポジションが丁度良い。」との事でした。繰り返しますが成人男性で身長180cmと言っても個人差があります。足の長さや腕の長さ、体型によって感じ方はそれぞれですのであくまで目安程度の参考にして下さい。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR9 「走る事以外はどうでも良い!」と言う方は2シーターのスズキ・カプチーノやマツダ・AZ−1、ホンダ・ビート等でも良いのでしょうが、日常的に使うのであれば人を乗せたり荷物を積んだりする事はあると思います。アヴァンツァートRは普通のハッチバックの軽自動車と同等の積載量を持ちつつ、軽自動車トップクラスの動力性能を誇るかなり欲張りなマシンです。正直、カプチーノやAZ−1よりもコースによっては速いですし、通常モデルのダイハツ・ミラと同様の積載量です。「速くて楽しい軽自動車が欲しいけど日常でもそれなりに使いたい。」と言う1番多いニーズに応えられるので、ずっと人気が落ちないのです。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR10 この時代のメーカーの「軽さは武器!」と言う思考からはちょっとズレますが、こちらの固体はリアスピーカーが装備されています。アヴァンツァートRはそこまでオーディオに凝っていませんので普通の音質です。リアスピーカーを追加する事により、迫力のある臨場感溢れる音質になります。ちなみに次の画像にもありますが、こちらのスピーカーは台座ごと取り外しが可能です。カプラーを外して、台座を引き抜くだけなので数秒で外せます。「通勤中や普段使う時はそれなりの音質で音楽を楽しみたいけれども、本気で走る時は少しでも軽くしたい!」と言う方にはピッタリな装備ではないでしょうか?スピーカーは長さも幅も、そこまで大きくないので保管場所もそれなりで済みます。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR11 リアシートは可動式ですので倒せばかなりの量の荷物が積めます。最新のトールワゴンと呼ばれるタイプのスズキ・ワゴンRやダイハツ・タント等の積載能力に比べれば全然狭いですが、一般的に使っていて不具合が出る事は無い広さです。余談ですがトールワゴンタイプの車は最大級の車内空間と引き換えにコーナリング能力と高速走行時の安定性が低下しています。そこそこの速度でコーナリングしてもかなり不安定な動きをしますし、高速道路で強風に煽られて恐怖を感じる事が多々あります。カプチーノやビートだとちょっとした荷物でも積めないケースが多く、買い物がそこまで多くない1人暮らしでもストレスを感じる場面が多々あります。2シーターモデルをお考えの方は、きちんと自身の使い方と相談した方が良いと思います。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR12 発売当時のアヴァンツァートRのゼロヨンのタイムは15秒96との記録があります。マツダ・ロードスター(NA8C)やスズキ・スイフトスポーツ(ZC31)等が16秒台なのを考えるととんでもない速さです。ゼロヨン16秒以内は2000ccクラスの車のタイムと言われますが、上記データを見ると納得です。660ccの排気量でありながら、1600ccのスポーツモデルよりも速いのです!発売当時に色々なサーキットやゼロヨン、最高速チャレンジ等でスポーティな軽自動車が出ていましたが、ドライバーが全員「これは軽自動車じゃない!」と口を揃えて言っていたのも納得です。峠等で出会っても「所詮は軽自動車だろ?」等と油断しない事をオススメします。タイトなコーナーが続く場所だと、それなりの車を用意しないと置いて行かれる可能性が大きいです。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR13 当時のアヴァンツァートRの最高速度は178.84km/hとの記録があります。ちなみに軽自動車のリミッターは140km/hです。もちろん当時は140km/hに届く事自体が珍しかったのですが、アヴァンツァートRは普通車ですら出る車種が限られる180km/h近くまで出ています。しかも空力的に決して有利とは言えないハッチバックボディでです。これはアヴァンツァートRが搭載するJB型エンジンが4気筒の高回転仕様のエンジンである事も原因の1つと思われます。現在もそうですが、軽自動車は660ccと言う限られた排気量でトルクを出すために、3気筒エンジンを採用する車が多いです。3気筒エンジンは1気筒当たりの排気量が4気筒より多いため、低中速でのトルクに優れます。しかし、その1気筒あたりの排気量の大きさがマイナスになってしまい、高回転での伸びが無くなってしまうのです。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR14 JB型エンジンは直列4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボと言う当時の最新鋭エンジンです。しかも当時としては珍しいタイミングチェーンを採用し、タービンはレスポンスに優れたボールベアリングを採用しています。JB型エンジンはダイハツ系のチューニングでは必要不可欠と言って良い程にベースに適しています。エンジン自体に余裕がある造りなので、パワーアップしても受け止められる耐久性があります。現在でもパワーを求める軽自動車は、他車種にこの時代のJB型エンジンをチューニングして積んだりしているのが人気の証拠です。余談ですが、ダイハツ・コペンやダイハツ・ムーヴ等のダイハツのスポーツモデルに搭載されているエンジンはこのJB型エンジンがベースになっています。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR15 ちなみにこのJB型エンジンは日本の軽自動車の64馬力規制が無ければもっとパワーが出ています。コペンでのデータですが、輸出仕様のコペンはまったく同じエンジン、補機類でありながら80馬力出ています。つまり、日本での規制に合わせてメーカーがデチューンしているのです。スバル・ヴィヴィオRX−R等もそうですが、当時のスポーツ系の軽自動車はすべて64馬力以上のパワーが出ていたようです。ちなみにJB型エンジンはノーマルブロックでも150馬力までは耐えられるとのデータがあります。これは当時、メーカーが走る事に重点を置いて開発していたのでこのようなハイパワーエンジンが出来たのです。現行のエンジンは、パワーよりも燃費のために軽量化を重視してしまっているのでここまでの耐久性はありません。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR16 1994年に発売されたアヴァンツァートRのJB型エンジンや同世代のアルトワークスが搭載していたF6A型エンジン等が現在でも最強を誇っているのを見ると、当時の自動車メーカーの走りに対する情熱を感じる事が出来ます。現在はアルミや新素材、バッテリー等の補機類の改良によって燃費や安全性を非常に重視します。ハイトワゴンタイプの軽自動車だと車重が900kgを超える事も珍しくありません。「室内広く、使い勝手が良くて低燃費。」が現在の軽自動車では1番重要な事になっているようです。現在でもダイハツやホンダが頑張って新型のスポーツモデルの軽自動車を発売していますが、当時のような刺激的なモデルの生産はもう難しいと思います。「本当に速い軽自動車が欲しい!」と言う気持ちが本気であるなら、アヴァンツァートRやアルトワークス、ヴィヴィオRX−Rは購入候補にいれるべき車種だと思います。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR17 たまに「アヴァンツァートRとアルトワークス、ヴィヴィオRX−Rで悩んでいるんだけどどれが1番良いですか?」とお客様から聞かれる事があります。やはり速さを求める方はこの3車種で悩むようですが、答えは決まっています。答えは「自分の好きなモデルを選ぶ。」です!この3車種の動力性能はほぼ同じです。エンジンの気筒数等の細かい違いはありますが、速さで言えばどれも同じです。となれば外見や歴史、戦歴等で自身の好きなモデルを選べば良いのです。例えばWRCが好きなら参戦歴を持つヴィヴィオRX−R、全日本ラリーが好きならアヴァンツァートRかアルトワークスと言ったように、自身の拘りをそのまま反映させれば良いと思います。ちなみに私が今まで聞いて、1番面白かったのは「左右対称のデザインだからアヴァンツァートR。」と言う理由です。確かにヴィヴィオRX−Rとアルトワークスはボンネットのダクトが真ん中では無いので左右非対称です。こんな感じで性能等と関係無い、自身の拘りのみで選んでも良いと思います。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR18 「この時代の軽自動車はボディ剛性が無いから、事故した時に危ない。」と言う方がいますが、それはあくまで普通のモデルの話です。良く考えてみればご理解頂けると思いますがラリーやレースに出場して、そこらの普通車よりも良い成績の出せる車のボディ剛性が低いでしょうか?ボディ剛性は一般の方は事故の場合くらいしか考えませんが、実は速さにも密接しているのです。ボディ剛性が足りないとエンジンからのパワーがきちんと路面に伝わらなかったり、コーナリングの際のトラクションがかからなかったりと、速く走るのに非常に不利なのです。逆に開発資金が豊富だったこの時代の車だからこそ、剛性の高い上質な車が出来たのだと思います。「昔のスポーツモデルが欲しいけど、事故した時の事を考えると躊躇してしまう。」と言う方はロールケージをオススメします。レースやラリーで使われていたので色々なメーカーからロールケージが出ていますし、ロールケージはケタ違いに安全性が上がりますので、現行規格の軽自動車に乗るよりも全然安全と思われます。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR19 ちなみにロールケージを装備してもそこまで金額はかかりません。安全を買うと思えば安いと思えるような金額です。もちろん当店でもロールケージの販売、取付けはお受け出来ます。市販のロールケージをベースにさらに点数を増やしたり、通常のボルト付けだけではなく、溶接も可能です。さらに剛性を求めるのであれば、フロアに溶接するだけでなくフロアとサイドシルの部分にボックスを作った上で溶接すると言う、ラリー車同等のボディワークも出来ます。もちろんスポット増しや発砲ウレタン、パネルボンド等の作業メニューもございますのでお気軽にご相談下さい。無闇に色々装備するのではなく、自身がどのような使用用途でボディ剛性を上げたいかをご相談頂ければ、最適でコストを抑えたチューニングをご提案させて頂きます。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR20 アヴァンツァートRはこの時代から4輪ディスクブレーキを採用していました。ハードなブレーキングによる熱ダレを防ぐために、フロントには放熱性に優れたベンチレーテッドディスクを採用しています。ベンチレーテッドディスクとは内側と外側のブレーキローターの間に空洞を作って、放熱性を上げてあるディスクです。この時代の軽自動車は4輪ディスクブレーキすら珍しかったのに、アヴァンツァートRはさらに上のブレーキを装備していたのです。こんなところにも当時のメーカーの拘りを感じます。ホイールは賛否両論の別れるとても個性的なデザインです。大きいブレーキローターを入れるために、特殊なサイズになっているのでホイールを社外のモノに変更する場合はサイズにご注意下さい。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR21 アヴァンツァートRはFFグレードも4WDグレードも非常に人気の高い車です。どちらのグレードも雪の降るエリアで愛用されている率は高いです。雪の降るエリアは凍結防止剤(塩化カルシウム)や融雪剤(塩化ナトリウム)が巻かれる事が多いです。凍結防止剤とは凍結する前に巻いて凍結自体を防止するモノで、融雪剤は雪が積もった後に雪を溶かすために巻くモノです。塩化ナトリウムは塩そのモノですし、塩化カルシウムもボディのサビを誘発させます。アヴァンツァートRは人気があるので雪国の凍結防止剤や融雪剤でボディがサビてしまい、グズグズになっている固体を見た目だけキレイにして売られている場合があるので注意が必要です。もちろん当店の車は定期的に下回りを洗浄しているのでまったく問題ありませんのでご安心下さい。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR22 上記でも書いたようにアヴァンツァートRは走りに拘って本気で造られたスポーツカーです。見た目は普通のハッチバックの軽自動車ですが、ワインディングやミニサーキットでの戦闘力は普通車を凌ぐ場合が多いです。凝った足回りに軽くて高剛性ボディ、トルクフルで滑らかなインタークーラー付きターボを搭載した、直列4気筒DOHCエンジンのおかげでとんでもない速さでワインディングを舞う事が出来ます。しかし、いくら高性能でも最終的にはドライバーの力量です。限界を超えてしまえば操作不能になるのはどの車も同じなので高性能に酔うだけでなく、きちんと限界を把握してから楽しむ事をオススメします。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR23 「軽自動車はパワーが無いからクライムヒルは遅い。」と言われる方がいますが、それはアヴァンツァートRのようなスポーツカーの軽自動車を知らないだけです。軽くて高剛性な車体のおかげで、最大馬力が64馬力と言うのが信じられないような走りを見せてくれます。あまりイメージが出来ない方でも、軽さがどれだけの武器になるかはワインディングをアヴァンツァートR等と一緒に走ってみると解ると思います。正直、2000ccクラスでも車種によっては全然勝てません。しかも絶対的にパーツも安いので、チューンや維持にそこまでお金がかからないのも魅力の1つです。「軽自動車だから遅い。」と言うイメージはこの時代のスポーツモデルによって完全に覆されたのです。


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR24 こんなマニアックな車種なので、ワインディング等のコンビニで休憩していると同じ仲間と仲良くなれる事もあります。やはり走り系の車が好きな方はアヴァンツァートRの名前は知っている方が多いです。「走り系の車が好きなんだけど、車仲間が少ないからちょっと寂しい。」と言う悩みもすぐに晴れると思います。コンビニでコーヒーでも買って愛車の前で休憩していれば、走り系の車の方は話かけてくれる事が多いです。週末のワインディングの途中にあるコンビニは場所によっては夜中は走り系の車で埋め尽くされる事もあります。楽しく車談義をしてからドライブをして早朝に渋滞が始る前に帰ると言う、車好きならではの週末をお楽しみ下さい!


ダイハツ・ミラTR−XXアヴァンツァートR25 旧規格の軽自動車はサイズが小さかったので非常に車重が軽いです。アヴァンツァートRは700kgと言う、現在の軽自動車よりも100kg以上軽い車重なのです。車重が軽いと加速や減速、ブレーキや駆動系のパーツの消耗の軽減、燃費等がすべて良くなります。アヴァンツァートRと似た、当店のヴィヴィオRX−Rを長期間の燃費テストをした結果は17.9km/Lでした。これはガソリンをフルチャージした状態で毎日の通勤(60%がワインディングロード。)を普通に使い、約400km走ってからまたガソリンをフルチャージして、入ったガソリンの量で走行した距離を割った数値です。スーパーチャージャーが作動する場面もそれなりにありますし、ワインディングのアップダウンを毎日走ってこの数値です!低燃費運転に集中して走ったら20km/Lは超えるのではないでしょうか?ちなみにこれはMT大好きな車バカの当店の従業員が乗った結果です。乗り方によって数値は異なりますのであくまで参考程度にお考え下さい。


発売当時のライバル、ヴィヴィオRX−R、アルトワークス、カプチーノをベストモータリングがサーキットでテストした時の動画です。結果的にはアルトワークスが1位になっていますが、この固体にはレース用のパーツが組み込まれていたらしく、本来の実力では無いと思われます。また、ヴィヴィオRX−Rは1台だけスーパーチャージャーを搭載しているので、他車に比べると低速コーナーの続くステージは得意と思われます。あくまで参考程度にご覧下さい。


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